- Glacial Blaze -

作曲:阿知波 大輔 作詞:青木 香苗

蒼く瞬いた光を求めるように

踏み出した足跡さえ覆い隠す 白い闇の中で

二度と戻らない陽射しを想いながら

遠ざかる日々のぬくもりを 今も探し続けてる

掌をこぼれた 答えのない惑い

君は知っていたのだろう 二人見上げていた夜空

閉ざされた氷の中 今はただふるえるその灯を

いつか高く遠く 飛び立てるそのときまで

砕かれた夢の欠片 星屑の明かりにかざして

何処へ向かうのだろう 今はまだ標もないこの道を

紅く錆びついた刃を胸に抱いて

立ち枯れた木々の隙間 零れ落ちた月明かりを辿る

音のない世界 乾いた風の中で

俯いた瞳に宿した 淡く小さなともしび

指先に残した 名前のない願い

祈るように抱きしめて いつかともに聴いた歌を

哀しみは流れてゆく 少しずつ けれど絶え間なく

そして芽吹く光 翻す銀の翼

凍てついた夜を越えて この胸に守り抜いた灯を

いつか高く空へ掲げよう その証を

託された夢のしずく もう一度この手に包んで

やがて飛び立つだろう 朝焼けに導かれた旅路へと

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